アーカイブ
オーナーの荒居さんが亡くなり、閉廊してしまったギャラリークラマー。目黒にありました。
21世紀を目前にした、2000年に開催した個展の記録です。
個展に寄せたコメント
「いつも思うのは、受け入れるということ。
自分では力の及ばないこと、自分では変えられないこと。
それらを、全て呑み込んでみる勇気。
その為に大切なのは、静かにみること、ゆっくりと見ること。
2000年9月 原 大介 」
会場風景
当時を振り返って
クラマーで荒居さんに個展を企画していただいた頃は1つの変革期でした。
それまでの反省から、何よりまず描いてみよう。
理屈よりもダメ元でチャレンジし、再びドンドン経験値を増やしていこう、という時期でした。
「彗星連夜」のシリーズは、その中から生まれたものです。
スピードが要求される、紙にアクリルという方法を表現の主力にしました。
鉛筆、木炭、顔料、コンテなど色々な素材も試しています。
この「彗星連夜」という表題は、希望、失意が明滅していた当時の自分の日常と、心境をよく表していました。
「スピードと深み」とか、ある意味でその後の自分の表現につながっていく要素が芽生え始めた、大事な個展でした。
2021年5月 原 大介
それまでの反省から、何よりまず描いてみよう。
理屈よりもダメ元でチャレンジし、再びドンドン経験値を増やしていこう、という時期でした。
「彗星連夜」のシリーズは、その中から生まれたものです。
スピードが要求される、紙にアクリルという方法を表現の主力にしました。
鉛筆、木炭、顔料、コンテなど色々な素材も試しています。
この「彗星連夜」という表題は、希望、失意が明滅していた当時の自分の日常と、心境をよく表していました。
「スピードと深み」とか、ある意味でその後の自分の表現につながっていく要素が芽生え始めた、大事な個展でした。
2021年5月 原 大介